☆静華のつれづれ日記☆ エグスプロージョンの好きな曲part3
私がエグスプロージョンを知るきっかけは
エグスプロージョンのリーダー、まちゃあきさんに注目するきっかけとなった曲は
「陰陽師」
です。
歴史好きの家族がYou Tubeで歴史に関するダンスをするエグスプロージョンを見つけて
週末、お酒を飲みながら
一緒に観たりするようになりました。
私もぼんやり観ていて
「関ケ原の戦い」
が歴史の解説が分かりやすくていいな！
と思っていましたがー
踊っているお二人の違いに注目することはありませんでした。
それでこの
「陰陽師」
を観た時、曲調が違っていて
まちゃあきさんがメガネをかけていなくて
着物を着て顔がアップだったので
「あれ？これはエグスプロージョンの曲じゃないのでは？！」
と思いました！
それで作詞、作曲を確認して、「本能寺の変」なども確認し直した時に初めて
「まちゃあき」という方がほぼ作詞作曲していることを知りました。
それにこの「陰陽師」のまちゃあきさんは化粧がこいものの、整った顔立ち、すごくカッコよくて
ダンスも着物のせいか？
華麗で、目を引きました！
ロックぽい曲調にも惹かれました！
あと、私が惹きつけられたのは歌詞です！
実は私は以前から
「安倍晴明」
には興味を持っていて
私は初めて、曲の歌詞に夢中になってしまいー
この歌詞はどういうこと？
と
「安倍晴明」
について調べ始めました。
そう、歌いだしの今までいだいていたイメージの
「清明」
と変わらないところはうんうん！
そうだな！
分かりやすいな！
てな感じでしたが！
♪占いの国家公務員
安倍晴明♫
という部分で
「え！国家公務員なの！」
と目からウロコでした！
そして
♪稼いでいる年収４億円♫
という歌詞にもひきつけられ
「安倍晴明」
について、また夢中になって調べ始めました！
それで分かってきたことは
「安倍晴明」の父親の「安倍益材(ますき）」は宮中の料理係の地位にある方でした。
いちお、国家公務員ですね！
陰陽道の勉強をしていたようです。
陰陽道は天文暦にも通じていて、
あと、清明は計算力にすぐれ
今でいう算術にたけていたようです。
ただ、皮肉なことに陰陽寮で名門の賀茂家の清明の師でもある、保憲が亡くなることにより
清明が歴史の表舞台にでてくることとなります。
ですが、実はこの頃
清明は50歳代になっていました！
遅咲きの天才でした！
そして、
歌詞にあるように
♪干ばつ被害で雨乞い儀式♫
などを成功させて、世の権力者、藤原道長を始め
天皇の信頼を得ることにー
それでおもしろいのが
歌詞の中に
♪祭りをバクれて 始末 始末 始末書！！♫
これは一体どういうことでしょ？
そう。この当時、安倍晴明は68歳、
当時は40歳でもう晩年という時代ー
疲れて放棄したのでしょうか？
私はそうでない！と思います！
数学が得意で
熱心な勉強をしてきた方！
なんせ！父親とは全く違う仕事！
そんな方が疲れた！
という理由で放棄するのでしょうか？
私は天文暦とかいろいろ勉強してきて
天皇と皇后に突然、あらわれた凶兆に物忌みを行う祭りの供養の意味に疑問をもったのでは？
と思います！
雨乞い儀式にしても、気象学の知識を生かし、タイミングよく儀式して、雨がふってくる！という
図式をとったのでは？と思います。
そう、中国の三国志の話でも
天才軍師と呼ばれていた諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい）が
「赤壁の戦い(せきへきのたたかい）」
で東南の風を吹かせるために呪術まがいのことを
行います！
簡単に「三国志」について
説明しますがー
中国は魏(ぎ）、呉(ご）、蜀(しょく）の3つの国に分かれて
天下統一の機会をねらっていました。
が！
この三国の中で魏の国が大国で
次に有力な呉は魏にとって目障りな故
魏は戦をしかけます！
呉は
戦わずして魏の属国になるか？
それとも敵対勢力になるか？
選択を迫られます！
このころ、蜀はすごく弱小でしたが
呉の軍師、魯粛(ろしゅく）はこの難局を乗り越えるために属と同盟を結び、魏に対抗することを考えていました。
折も折、孔明は主君の劉備に天下をとるには呉と手を結び、共に魏の国を倒すことを提案しており、
魯粛がタイミングよく、共に戦うように劉備たちの元へ使いに訪れ、孔明は共に戦うために呉の国へ行くことになります！
呉にはもう一人、天才と名高い軍師周瑜(しゅうゆ)がいました！
彼は美男子と評判で武将にして軍師、歌舞音曲にも秀でて、絶対音感の持ち主だったのでは？
という説があります！
大国魏の国と戦い、初めて勝利するのが
「赤壁の戦い」
です！
「赤壁の戦い」は長江での船上戦だったゆえ
火攻めを提案したものの
東南の風が吹かないことには敵側に火をつけることができず、問題でした！
ところがこの時期はなかなか吹かない風。
そこで天文暦に詳しい孔明は祈祷を行い東南の風を呼び起こした！
ということになってます！
「Threekingdom」
という中国のドラマでは
という話になっていますがー
それは違う！
と思います！
おそらく、地元の周瑜はその風が吹くことは知っていたものの、気象学はイマイチなので
しっかり勉強している孔明にいつ吹くのか？
計算して出してもらったのでは？
と思います！
「レッドクリフ」
という映画では周瑜は同じ天才軍師同士
無二の親友として孔明をたたえています。
同じように知識を深くもっている清明にとって
現実的な根拠のない占いの吉凶はばがばかしかったのかもしれません！
ただ、
♪自宅に落雷変な空気に♫
これに関してはさすがの清明も参ったのでは？
実は落雷は「菅原道真」の祟りによるものとされています。
「菅原道真」
となっており、特殊な能力を持つ清明は夜になるとその姿を見ることができますがー
あまりに存在が大きすぎて、クールにスルーしている様でした！そう、なるべく、相手にしたくない！
という感じ！
「菅原道真」は反藤原氏の天皇に重用され、藤原氏に対抗することにー
ところが権力争いに負け、
九州の大宰府に左遷され、非業の死をとげました！
どれくらい悲惨だったか！
というと、子供も左遷先に連れていかなければならずーところが降格ゆえ、給料も減らされ、生活は苦しい状況に！
そんな折に子どもが病気になり、薬代も払えず死なせてしまいました！
この時の道真の悲しみはいかばかりかと！
道真が死んだあと、彼を苦境に追い込んだ、藤原氏の要人たちが雷に打たれて死ぬという怪事件が起き、
祟り！と恐れられました！
祟られたのでは！
と噂されました！
清明が恐れた！と思われるのは
落雷のあと、道真を祀る上野天満宮を創設したからです！
学問の神様であり尊敬していて、次は我が身かも！
という思いからー
という説もありますがー
落雷のあと、作ったようなので
科学的なことを信じる清明にとって
不可解な人間の恨みから生じる呪いはこわかったのでは？
と思います！
という感じに曲の世界に深く入り込む
ことは私にとって初めてで！
この曲も歌えるように夢中になって歌詞を覚えました！
「臨兵闘者皆陣烈在前(りんぴょうとうしゃかいじんれつざいぜん)」
と何回も口ずさんで覚えました！
それに写真↑にもある、まちゃあきさんの印を組む
手の動きもお見事✨
そう、まさに
♪まちゃあきWorld♪
にハマってしまいました！
実は私は「三国志」では記載した
呉の天才軍師周瑜が好きで
琴の名手で酒宴の席で
酔っ払っていても
音がハズレると気付いて
指摘したそうです！
イケメンの武将にして天才軍師、そして芸術家！
多彩な才能につい、まちゃあきさんを重ねてしまう
私でした😉
